車両に関するお話
1.行き先表示の位置
当社のバスの行先表示器は、中扉の後ろについています。
これは、表示器を見やすくするためにこうしてあります。
ちなみに、戸袋部にはスペースの関係で設置不能です。
2.スロープ
当社のバスは、スロープは、電動式でも、引き出し式でも無く、携帯式の物を使用しています。
まず、電動式だと、ボタン一つで出るのはいいものの、故障が多い上、出るまでに30秒もかかるので、採用していません。
また、引き出し式だと、年がたつにつれて、ゴミが溜まって、引き出せなくなってしまいますし、スロープも油まみれです。
携帯式は、すぐに取り付けられますし、故障の心配もなく、いつでも使えます。
3.折戸のワケ
基幹バスで運行しているノンステップバスは、ワンステップバスに合わせて、全て中扉を、4枚折戸にしています。
なぜかというと、引戸や、片開きプラグドアにすると、有効幅が狭い為、2列乗車が出来ず、その上、当社のような、対キロ制の会社は、余計時間がかかってしまいます。
そこで、写真のように、4枚折戸にしました。やっぱり標準仕様より、便利さでなければ・・・。
4.メーカーの選択
当社では現在、日産ディーゼル製のバスと、日野自動車製のバス、anshin社製のバスを導入しています。
これらは、経営状況、路線の状況、車両価格、スペック等を見ながら選択しております。